お客様 成功事例: 【ソフトウェア ベンダー】 製品担当リーダー
■ 圧倒的な低価格の秘密を聞いてみることに
■ 翻訳会社らしくない提案 <「用意周到」な作業フロー>
■ 品質を落とさず、制作費を40%、制作期間を半分に減らす
総ページ数 3000 ページ以上のマニュアルの翻訳・DTPをするのに、マニュアルの品質を落とすことなく、低予算で、しかも短納期で翻訳・DTP を完了させるには制作ワークフローの見直しが必要だった。
■ 莫大なマニュアル制作費とリリースの遅延が課題に
-御社でのプロジェクト規模を教えてください。
総ワード数で 100 万ワード以上、ページ数で 3000 ページ以上のものです。
-従来のマニュアル翻訳・DTPにおける課題を教えてください。
課題は大きく分けて 2 つありました。
1 つめの課題は価格と納期の圧縮です。弊社が扱う CAD ソフトウェアは毎年バージョンアップする製品です。そのたびに発生するマニュアルの翻訳費用が莫大なものとなっていました。また、マニュアルをすべて翻訳・DTP するために半年以上を費やしていました。これらを経済的に、さらに短期間で、しかもマニュアルの品質を落とさずに翻訳・DTP をどう行うかが最初の課題でした。
2 つめの課題は今回のバージョンアップで、ソフトウェア自体を日本語へローカライズしたため、前回は英語のままになっていた、マニュアルに出てくるユーザ インタフェイス(UI)の日本語置き換えも必要だったことです。TRADOS の翻訳メモリ内の UI は英語のままだったため、そのまま使用することができませんでした。よって、TRADOS による価格の圧縮は大きくは期待できませんでした。
これら 2 つの課題を克服するため、数社の翻訳会社に見積もりを依頼しました。
■ 圧倒的な低価格の秘密を聞いてみることに
-数社に見積もり依頼を出して、ディーマックスを選んだ理由とは何だったのでしょうか。
ディーマックスを選んだもっとも大きな理由は、他社と比べて圧倒的な価格の優位性と納期への対応です。
しかし、私たちとしてはマニュアルの品質を落としたくはなかったので、実際にディーマックスの担当者に来てもらい、秘密を聞いてみることにしました。
-確かに「安かろう、悪かろう」では話になりませんからね。
はい。単純にマニュアル翻訳の制作フローを簡素化し、必要な手間を省いた結果の価格の圧縮ではマニュアルの品質が落ちるので意味がありません。しかし、ディーマックスの提案は私の予想を良い意味で裏切ってくれ、弊社が求めていたニーズにぴったりのものでした。
■ 翻訳会社らしくない提案 <「用意周到」な作業フロー>
-ディーマックスの提案とはどういったものだったのでしょうか。
ディーマックスの提案はある意味、翻訳会社らしくないものでした。
まず、Adobe FrameMaker で作られたマニュアルの英語版データの旧バージョンと新バージョンの比較文書を作って、改訂された箇所を分析します。次に、改訂された部分だけ翻訳を行います。最後に、新たに翻訳したところを旧バージョンの日本語版へ移行していくというものでした。
こうすれば、純粋に変更のあった箇所のみ翻訳すれば良いので経済的に作業全体を済ませることができます。
-なるほど。確かにそれは翻訳という工程では効果的かもしれません。
しかし、TRADOS への対応はどうなのでしょうか。
FrameMaker どうしで作った比較文書も TRADOS で対応できることをディーマックスの担当者は裏づけを取ってくれました。そのため、新バージョンの改訂箇所も翻訳メモリに蓄積されています。
-では、もう 1 つの課題である「UI の日本語化への対応」はいかがでしょうか。
正直なところ、私はこの課題がこのマニュアル翻訳のプロジェクトを成功させるためのキーになると思っていました。この課題にもディーマックスはクリアするためのソリューションを用意してくれていました。
-具体的にどのようなものですか?
FrameDeveloper's Kit (FDK) と呼ばれるFrameMaker の拡張機能です。ディーマックスはそれを独自に開発して、UI の日本語置き換えに対応してくれました。
-どういった拡張機能だったのでしょうか。
こちらで用意した UI の英語と日本語のリストを自動的に置き換えるというものです。何しろ置き換えの件数が 1 万項目以上ありましたので、1 項目ごとに検索、置換するのには時間もコストもかかります。
-自動の置き換えというのは危険な気がしますが?
私も最初は疑心暗鬼でした。しかし、提案の段階ですでに FDK の不具合も調べてくれ、間違いなく置き換わることを確かめてくれていました。また、自動置き換えの後に全ページの目視による校正を作業工程に入れてありました。よって、これは作業工程を省いているのではなく、効率化でした。
-ずいぶんと用意周到な提案だったのですね。
はい。そういった用意周到なところも、よりディーマックスへの信頼を高める結果となりました。
-実際の作業での不具合などは見付かりましたか?
少なくとも発注側である私たちにはトラブルは見えませんでした。 最初のキックオフミーティングから、最後の納品まで担当者のレスも早く、フィードバックをしてもすぐに対応してくれました。トラブルがあれば、すぐに対応できないはずですので、ディーマックス社内でもトラブルはなかったものと思います。
■ 品質を落とさず、制作費を40%、制作期間を半分に減らす
-「UI の差し替え」の課題は克服できたことは分かりました。
では、御社のもう 1 つの課題であった、「納期、価格、品質の改善」への効果はいかがでしたか?
オーバーかもしれませんが、こんなに早く、低予算で、しかも品質を落とすことなくマニュアルのバージョンアップの翻訳・DTP ができるなんて驚きました。前のバージョンに要した翻訳・DTP 費用に比べて、40 % も費用を抑えることができ、半年以上かかっていた納期も 3 か月で完了することができたのですから。
-今後、ディーマックスに望むものがあれば教えてください。
来年にはマニュアルの翻訳だけでなく、ヘルプファイルも翻訳を考えています。これも分量はマニュアルと同じぐらいあります。普通に翻訳して、コンパイルといった作業では予算的にも時間的にも厳しくなります。今回のマニュアルのような私たちのニーズに合ったご提案をしていただけるかを見てみたいですね。ディーマックスなら何とかしてくれるのではないかと期待しています。
-本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
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