大量のドキュメント作成におけるFrameMaker の利便性

このページは、実務的・専門的な情報を含んでおります。

技術文書・定形文書、および大量文書の編集には、FrameMaker をお勧めしています。

マニュアル翻訳・DTP の世界では、TRADOS と併せて標準ツールとなっている FrameMaker の利便性についてご説明します。

FrameMaker は、ワードプロセッサの簡易な操作性と 大量文書の編集に適したさまざまな機能を併せ持ったアプリケーションです。ブック管理や多機能なテンプレート、豊富なテンプレート オプションなど、サイズの大きな文書のサポート機能が充実しています。

また、 WebWorks Publisher との連携で、ドキュメントやブックの HTML 化が比較的容易に行えます。さらに、Adobe 社の製品なので、PDF ファイル作成の互換性にも優れています。

このように、FrameMaker はワンソース マルチユースを容易に実現できるツールといえます。

大量文書を扱う上での利点

スタイル

MS-Word と違い、スタイルの管理がしやすく、スタイルを使用することで統一したデータが簡単に作成できます。
FrameMaker では、インデントや行間、フォント、自動番号などの属性が一括管理されており、常にスタイルを意識しながら編集することになります。

また、MS-Word では、その行が段落書式と完全に符合しているのか、あるいは段落書式の適応後に何らかの変更をほどこしているのか、などが非常に分かりにくく、それが MS-Word での大量文書の扱いを難しくしている大きな問題点の一つとなっているのですが、FrameMaker ではその辺りも非常に分かりやすくなっています。

索引機能

索引項目の入力や管理の方法が非常に明快です。TRADOS との連携もスムーズで、他言語翻訳の時に威力を発揮します。

章番号などの変数の使用

自動番号や、章番号などの変数をうまく使うことで、文書全体の番号の管理を非常に容易に行うことができます。
章の追加や削除による番号のずれ(『3.1.1』から『4.1.1』への変更や『図3-1』から『図4-1』への変更のような番号のリセット)も、自動的に行われます。

リファレンスページの使用

リファレンスページをうまく使用することで、見出しの上に飾り罫線をつけたり、注などの部分にアイコンをつけたりといった編集が、非常に簡易になります。

表の作成

FrameMaker は、ソフト自体に表組の機能を備えています。表が多く存在するマニュアルなどの編集には、FrameMaker が非常に便利です。

アンカー枠内に、複数のグラフィックを入れることができる

グラフィック枠を文字間や段落間に挿入してテキストと連動することができ、また一つの枠内に複数の画像やテキストを自由に配置できます。
アンカーしたイラストや画面例に引き出し線とキャプションを加えるような場合、FrameMaker のアンカー枠は、すべていっしょに移動してくれるので大変便利です。

任意の段落書式に連動したマスターページの適用が可能

段落書式とマスターページの関連づけが出来ますので、修正時にページが増減した場合なども、非常に簡単に的確なマスターページを当てはめることができるようになっています。

perl などを併用した、スピーディかつ正確な処理

FrameMaker のデータは、MIF ファイルというテキストベースのデータに落とすことにより、perl などのスクリプトを使用する事が可能になります。

ディーマックスでは文書内で使用されている書式のリストアップやフォントの置換など、さまざまな場面で perl を活用しています。このような作業を、perl を使用して機械的に行うことで、今まで手作業で行ってきた時のようなミスを確実に減らすことができます。

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